5月26日(土)に、舞台音楽家の粟津裕介さんを講師にお招きして、WiCANメンバーがワークショップを体験しました。
音声を消した70〜80年代のテレビCMに、楽器や日用品を使って音をつけていくという内容です。6〜7人のグループを2つつくり、それぞれ別のCMを選んで挑戦しました。
グループ内で雰囲気やストーリーのアイディアを出しながら、BGMや効果音、台詞などを決めていきました。
ワークショップ後半では、パートごとに録音し、粟津さんに音量やタイミングを編集していただいてコマーシャルが完成(?)しました。
完成作品を上映したところ、片方のグループのCMが冗談を混じえつつも映像に合った明るい雰囲気のものとなったのに対し、もう一方のグループのCMは真逆で、映像のストーリーに独自の解釈を加えたシュールなものとなり、好対照な雰囲気の作品が揃う結果となりました。
最後に本物のコマーシャルも見てみると、もちろんBGMや台詞は違うのですが、意外にもジョークを言うタイミングや、効果音が似ていたりしました。
参加者からは、「誰かのアイディアやメロディーがCMの雰囲気をつくって行ったり、それにさらに他の人もアイディアや音を乗せながら、作品が変化していく様子が興味深かった」「もともとのコマーシャルと似ているのが意外で面白かった」といった感想が聞かれました。
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