6月9日に、舞台音楽家の粟津裕介さんを講師としてお招きし、WiCAN学生メンバーがワークショップを受講しました。
右端が粟津裕介さんです。
locolo code というバンドのメンバーである森下愛さん、西村亮麿と一緒に来てくださいました。
今回は、みんなで「言葉」と「楽器」を持ち寄って、それらを素材に新しい曲をつくっていきました。
まずは、それぞれが持ってきた言葉と楽器を発表していきます。
ちょっとリズムやイントネーションの面白い言葉を探してくるというお題のもと、
「とっぷまーと寄ってこうよ」
「マリリン・マンソン」
「高津区、高津区、高津区・・・」
「あきさみよ~(琉球方言で“あらびっくり”の意)」
といった言葉が集まりました。
楽器は、クラリネットやカスタネットなど、それぞれの得意な(?)楽器から、ガラス瓶にビー玉を入れた打楽器などがありました。
次に、集まった言葉を、似たリズムのもので分類していきます。
四拍子、三拍子、三連符が抽出されたり、「タンタンタタッタタ」というようなリズムをもつ言葉の括りができていきます。
一通り分類がされたところで、打楽器・鍵盤楽器・管楽器の3つのチームに分かれ、それぞれで言葉を組み合わせながら、短い曲をつくりました。
打楽器チームは、リズムの特徴的だった言葉を中心に選びながら、3種類のフレーズをつくりました。
鍵盤楽器チームは、二つのイントネーションを持つ言葉を使って合奏をしました。
黒鍵をつかったりしながら、ちょっと不思議なメロディーも出します。
吹奏楽器チーム。
「飴ちゃんいるー?」「やっぱやーめっぴ」といった掛け合いを織り交ぜながら曲をつくっていました。
3つのチームから曲が出そろったところで、1つの曲に仕上げていきます。
上の写真は今回の楽譜です。
そしてみんなで演奏!
ワークショップを終えた学生からは、
「普段の生活では、音楽は消費するものだったけれど、自分たちでもつくれることを知った。これは、音楽だけに限られたことではなく、身の回りの様々なものにあてはまると思う。」
「いつも何気なくつかっている言葉にも、リズムやメロディがあることが面白かった。」
「今回あつまった人だからこそできる、特別な曲ができたのが嬉しかった。」
といった感想が聞かれました。
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