7月7日に、今年度3回目のWSの授業が行われました。
今回お招きしたのは、プロダクトデザイナーの石田和人さん。
今回のWSでは、予めWiCAN学生メンバーが5つの班に分かれ、それぞれを架空のデザイン事務所に見たてた課題が与えられていました。
これが課題文です。↓
WS当日は、各班のバッドデザインのプレゼンテーションから始まりました。
各班のプレゼンを通して、バッドデザインとは言っても、ただ悪いだけなのではなく、何らかのエラーが起きているせいで、本来の良さが損なわれてしまっていることがわかりました。
つまり、バッドデザインとは、グッドデザインになる可能性を秘めたデザインなのです。
プレゼンを終え、たくさんの候補の中でもとくに解決してほしい!というバッドデザイン賞を、メンバー全員の多数決で決めていきました。
各班の5つの候補の中からそれぞれひとつずつに絞った結果、今回のバッドデザイン賞は
・千葉大学の自転車事情
・トイレのセンサー
・千葉市内の某図書館
・中央総武線
・某長時間テレビ番組
となりました。
さて、バッドデザイン賞が決まったところで、これらのバッドデザインについての解決案を提案する、というのが次の課題です。
各班で、それぞれのバッドデザインが抱える問題をどう解決するか、話し合いました。
千葉大の放置自転車を少なくするには?
図書館をもっと自由に使える場にするには? 等々…
そして、今度は班ごとに解決策をプレゼンし合いました。
どの班からも、思い切った解決案がたくさん提案されました。
最後に、石田さんから講評を頂き、発表会は終了。
身の回りのものや空間に潜む問題点について考えるきっかけになりました。
(石井)