WiCAN 千葉アートネットワーク・プロジェクト

2015年1月26日月曜日

カルチュラルカフェvol.2「坂口寛敏さん」の報告

みなさんこんばんは。
2015年が始まり、あっという間に1ヵ月が過ぎようとしています。時間が経つのは早いものですね。


昨日、東京藝術大学教授・画家の坂口寛敏さんをお招きして行われました、カルチュラルカフェvol.2の報告をいたします。

今回は、坂口さんの活動を教育的側面から深めるため、「美術を通して学べること」というテーマでお話をいただきました。
坂口寛敏さん
第一部のレクチャーでは、主にこれまでの坂口さんの活動を紹介していただきました。はじめに「創造行為」、あるいは、それが生まれるための「場」というキーワードについて説明していただき、その2つを念頭に坂口さんご自身の作品のほか、これまで携わられた多彩なプロジェクトを紹介していただきました。
第一部の様子
第二部では、第一部の内容を踏まえ、坂口さん、WiCAN代表神野、WiCANメンバーの学生2名がクロストークを行いました。これまで坂口さんが作品や教育を通して、どのように学生に新しい「視点」を与えてきたか、またどのようにそのようなかかわりが生まれる「場」をつくったのかについて議論が交わされました。
WiCANメンバーからは、「自分の「視点」をどう発見していけばよいか」「美術教育における写実の意味」などの質問が出て、坂口さんからは丁寧に返答していただきました。
会場の参加者からも、坂口さんの作品・活動についての質問が出ました。
第二部、議論の様子
第三部は、食事をしながらゲストと参加者がフラットな関係で会話をするパーティー。ここで参加者や学生が坂口さんからたくさんお話を聞くことができたようです。

前回に引き続き、ピザを美浜区のレストラン「Veicolo(ヴィーコロ)」、コーヒーを千葉駅北口にある「豆NAKANO」から提供していただきました。コーヒー、ピザともに大人気でした。
第三部の準備中
食事を囲んで多くの会話が生まれました
今回のカルチュラルカフェも多くの方に参加していただき、本当にありがとうございました。

今後もイベントについて広報してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

2015年1月5日月曜日

カルチュラル・カフェvol.2「坂口寛敏さん」開催のお知らせ

こんばんは。
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

さて、参加者とフラットな関係の中で、社会における文化・アートの実践的、理論的取り組みをされている魅力的な方をお呼びしてレクチャーしていただく「カルチュラル・カフェ」。その第二弾の開催が決定いたしましたのでお知らせします。

今回のゲストは、東京藝術大学美術学部教授、画家の坂口寛敏さん。坂口さんは、美術家として平面作品やインスタレーションなどで思索的な内容の作品制作に取り組むほか、東京藝術大学を中心に後進の指導にもあたってこられました。今回のカルチュラルカフェでは、教育者としての坂口さんに光を当て、美術を通して学べることについて理解を深められたらと考えます。ご自身にその活動の教育的側面を中心にご紹介いただくとともに、参加者ともいろいろなお話をしていただく機会にしたいと思います。




坂口寛敏

1949年福岡県生まれ。東京芸術大学美術学部卒、同大学院美術研究科終了。バイエルン州立アカデミーにて、マイスターシューラー、ディプローム取得。東京藝術大学教授、画家。
画家として数多くの個展を開催するとともに、インスタレーション作品も数多く発表している。自身の制作のほか、様々な企画にも携わる。





詳しい日時は以下の通りです。

1月25日(日) 14:00~ 開場13時半
会場:千葉大学サテライトキャンパス美浜
    住所:千葉市美浜区高浜3丁目3-1

・レクチャー「美術を通して学べること(仮)」 14:00~15:00
・トーク「見る、感じる、深める ~美術と日常をつなぐには~」
  坂口寛敏さん×神野真吾(千葉大准教授・WiCAN代表)×WiCANメンバー 15:20~16:20
・パーティー(交流会、要参加費) 17:00~19:00

参加費 レクチャー、トークは無料
パーティーは要参加費(実費程度) ※持ち込み歓迎!!

主催:千葉アートネットワーク・プロジェクト、科学基盤(C)「芸術教育による感性に働きかけるESDの構築」



みなさま是非お越しください!