WiCANは毎年度始めに、プロジェクトを進めていくためのウォーミングアップとして、食、音楽、演劇、デザインなど、様々な分野のクリエイターの方々によるワークショップ型授業を体験しています。
その第1回、フードクリエイターの中山晴奈さんによるワークショップが5/17(日)にありました。
今回は、駄菓子や駄菓子屋を構成している要素に分解し 、新しい「駄菓子・駄菓子屋2.0」を考えてみよう!という内容に取り組みました。
まず最初に、みんなでお互いの食の原体験を発表。「大っ嫌いなイクラが大量に食卓に出てきた」、「おいしいと思って食べていた肉が実はイノシシの睾丸だった」… などなど。不思議なことにその時に食べたものの味よりも、誰とどこでどんな気持ちになったかはみんな覚えており、「食」は味だけでなく、その他様々な要素によって成り立っているのだと感じさせられました。
カテゴライズして駄菓子にはどのような要素があり、子どもたちを引きつけているのかを考えたら、いよいよ新しい「駄菓子・駄菓子屋2.0」を考えます。
コンセプト、対象年齢、価格、なども含め、今の子どもたちの生活を想像したり、自分自身の体験を振り返ったりしながらアイデアを出していきます。
アイデアが形になってきたらいよいよ発表。「五感を使う」プレゼンテーションになるよう意識!
後日の学生ミーティングの中では、「アイデア出しの際に実現可能性の枠に囚われてしまっていた」、「駄菓子や駄菓子屋の「本質」とは何なのかを考えさせられた」 、といった感想が見られました。
次回は音楽家 粟津裕介さんのワークショップ。こちらも楽しみです(^^)